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建ぺい率【不動産の基礎知識】

建ぺい率とは

みんなが敷地いっぱいに建物を建てると、隣同士がくっついたり、日当たりや風通しが悪かったり、火事になった場合など決して住みやすい環境と言えません。建築基準法では日照、採光、風通しの確保及び延焼防止を図り環境を良好なものに保つため一定の制限を設けました。それが建ぺい率です。

           ■計算式:建ぺい率=建築面積÷敷地面積


建築面積:建築物の外壁・柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積です。但し、軒、庇、バルコニー等でこの中心線より1m以上あるときは先端から1m後退した部分は建築面積に算入されます。



建ぺい率は用途地域ごとに都市計画において定められた数値を超えてはなりません。

実際の建ぺい率は特定行政庁がつくっている都市計画図で確認できます。

また、次の場合は建ぺい率が10%緩和されます。

(1) 特定行政庁の指定する角地の建築物

(2) 防火地域内の耐火建築物等の場合

(3) 準防火地域内で耐火建築物等もしくは準耐火建築物等の場合

※(1)と(2)または(1)と(3)両方に該当する場合は20%緩和されます。


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